2025年(令和7年) 新年を迎えるために 神社の一斉清掃としめ縄作り
~しめ縄作り体験に 子供たちも挑戦~
【新年(2025年)に向けて しめ縄付け替え】
2024年(令和6年)12月22日(日)午前9時より、新年度に向けて、神社役員のみなさんによって、しめ縄作りが行われました。一の鳥居、二の鳥居、本殿、境内社、椎の木など約20本が作られ、新しいしめ縄が取り付けられました。今年は、しめ縄作り体験に、町内の子供たちや会員の皆さんも参加され、役員の指導のもと、しめ縄作りに挑戦して、自作のしめ縄が出来上がると満足げに大変喜んでいました。
<しめ縄の由来>
しめ縄の由来は、一般的には、古事記や日本書紀にある「天岩戸(あめのいわと)」神話が起源とされています。しめ縄は、神社やご神木、神棚にも用いられ、神様がおられる神聖な領域であり、神様が宿るご神体を守る意味を持ちます。しめ縄や玉串に付けられる「紙垂(しで)」は、特殊な裁ち方をして折った白い紙のことを指します。紙垂の意味も諸説あるとされていますが、しめ縄と同じように清浄で神聖な場所を示す説や、五穀豊穣をもたらす雷(稲妻)を示した説もあります。しめ縄の型でよく見かけるのが、牛蒡(ごぼう)型しめ縄です。その名前のとおり、ごぼうのような形をしています。藁を一方向にねじり、綯い始め(ないはじめ)が太く、綯い終わりが細くなります。また、取り付け方は、一般的には左が太くなるようにします。左が神聖、右が俗とされています。(ただし地域差あり)綯い方は、一般的に「左縄」左回り(反時計回り)にねじっていく「左綯い(ひだりない)」といいます。
【2024年度(令和6年度)神社掃除】
近津尾神社では、1年間綺麗な神社で参拝者を迎えられるよう、神社一斉掃除を年4回実施しています。当神社は国分地域の氏神さん、お宮さんとして、地域の皆さんに親しまれています。神社一斉清掃では自治会員の皆さんにご協力をいただき本当にありがとうございました。
2024年度神社掃除当番表
第1回目(大祭前) | 第2回目(夏季) | 第3回目(秋季) | 第4回目(年末) | |
日付 | 4月29日(月) | 8月4日(日) | 9月23日(日) | 12月22日(日) |
当番 | 1丁目1区 | 1丁目2区・3区 | 1丁目4区・5区 | 2丁目1区・2区 |
時間 | 午前8時~ |
2024年度(令和6年度)の神社掃除当番予定表が決まりました。神社の掃除は、年4回実施しています。今年度は、第1回目:4月29日(月)1丁目1区、第2回目:8月4日(日)1丁目2区・3区、第3回目:9月23日(日)1丁目4区・5区 第4回目:12月22日(日)2丁目1区・2区の自治会担当となります。
神社の掃除には、責任役員、神社役員はもとより、自治会長様をはじめ、毎回多くの会員の皆さんにご参加いただいており、心より感謝申し上げます。神社の掃除も含めて、神社運営は皆さんのご支援とご協力を得て成り立っています。
今年一年、多くの参拝者をお迎えできますよう、また作業が事故なく無事終えることができますようにどうかよろしくお願いいたします。
※掃除は、約1時間程度を予定しています。
掃除場所は、神社境内・表参道・裏参道(自治会担当)
神社社務所内(責任役員担当)
大鳥居付近の植木選定、草引き等の維持管理(夏季)並びに
社務所の屋根及びといのチェックと清掃(年末)は責任役員でお願
いします。
近津尾神社の境内社として、洞(ほら)神社・山神神社が建立しています。洞神社 の祭神 は、高龗神 タカオカミノカミ:(水の神様)であり、 明治43年(1910年)に現境内に遷祀されました。山神神社 の祭神は、 大山祀命 オオヤマツミ:(山の神様)であり、大正三年に洞神社に合祀されました。水の神、山の神を祀り農事・山仕事の安全と五穀豊穣、家庭の繁栄、安全安心の神様です。最近、屋根裏に小動物が侵入しているということで、今回、神社役員の鈴木さんに清掃と修復をお願いしました。屋根板を外したところ、大量の糞とアライグマの死骸がみつかりました。その折、屋根裏から板書が見つかり、中山宮司さんはじめ、神社関係者は大変驚いています。その記事については、「歴史」ー「神像等宝物」をご覧下さい。
2024年度(令和6年度)近津尾神社総代会 総会報告
令和6年度(2024年度)近津尾神社 総代会総会が、去る4月7日(日)午前9時00分より開催されました。
今回は、9:00~10:30前半の部 一丁目4区・5区、二丁目1区・2区、10:30~12:00後半の部に一丁目1区・2区・3区の2部制で行われました。多くの自治会員の方々が出席された中、
総会は、冒頭 中山英夫宮司並びに中山総代会会長の挨拶、中山社史編纂担当より神社の概要の説明がありました。その後、事務局(中山会長、林会計担当)から2023年度事業報告及び決算報告、2024年度事業計画(案)及び予算書(案)について説明がありました。令和6年度の事業計画の最大の事業としては、立木の伐採と枯木の撤去を予定しています。これは、地域住民の方の要望であり、今回の総会の中でも意見として出されました。バス通りに覆い被さる樹木中心に、森林組合(業者)に依頼し、最優先事業として取り組みたいと、中山会長より発言されました。その他多くの貴重な意見・要望をいただきましたが、審議の結果、承認されました。ご審議いただき誠にありがとうございました。
また、報告事項として、1)令和6年度総代会役員と役割分担 2)令和6年度神社掃除当番表 3)神社への支援金の協力について説明がありました。
総会終了後、5/5(日)例大祭について、実施要綱に基づき中山会長より説明がありました。ようやく新型コロナ感染も落ち着き、今年度の例大祭(お神輿巡行・お稚児さん行列)は、盛大に開催できるよう予定しています。お神輿担ぎやお稚児さんに参加する児童たちが、“参加してよかった”と思える安全で楽しいお祭りになるよう、担当者間で業務分掌について入念に打ち合わせが行われました。
【椎の木折れて表参道ふさぐ】
令和5年8月12日(土)午前10時頃、近津尾神社の表参道横の樹木(椎の木)の幹折れが見つかりました。当日、神社役員が見つけたものですが、一般の参拝者の方からも通報がありました。原因は不明ですが、樹木の幹の腐朽によるものと考えられます。伸びた樹木の伐採については、昨年6月には森林組合に依頼して一部道路側の樹木を伐採しましたが、近年の業者不足や予算面等々、なかなか進展しないのが現状です。神社が所有する森林には多くの樹木が生い茂り、往来激しいバス道路にも隣接していることから、今後の自然災害に備えて定期的な伐採の実施や専門家による倒木や腐朽の可能性がある樹木の確認作業が急務となってきます。これに関連したことですが、先般、大津財務事務所より、神社の所有地に隣接する官有地の取り決めの件で連絡がありました。この問題は45年前に遡り当時大阪理財局の調査がありましたが、それ以後互いに協議されず、登記手続きが為されずに現在に至っています。現在の官有地とされている一部が神社所有地となれば、さらに神社の負担増につながることから総代会として早急に課題解決が求められます。
<蜂の巣駆除>
神社拝殿の軒先に大きな蜂の巣を発見しましたので、8/2(水)午後7時(蜂が飛ばない夜に駆除が一般的)、業者に依頼して蜂の巣駆除を行いました。日本には約4,000種以上の蜂が生息していますが、中でも駆除したキイロスズメバチは、スズメバチの中でも非常に危険は蜂の1つです。ミツバチは比較的安全で刺激しない限り攻撃はしませんが、キイロスズメバチは人への危害が多く、毒液がある限り何度も刺すことができ集団で襲いかかってきます。刺されると赤く腫れ激痛が走ります。刺されてから1時間以内に呼吸困難や意識障害、全身の腫脹が起こると一番恐ろしいアナフィラキシーショック症状となり、死に至ることがあります。すぐに病院に受診する必要があります。応急処置として①刺された場所からすぐ離れる ②患部を水で洗う ③針を抜く ④患部を冷やすなどです。
■キイロスズメバチは、働き蜂17~24mm(女王蜂25~28mm)の大きさで胴体が黄色の産毛で覆われています。蜂の巣は短期間で巣を作り非常に大きくなることです。まだら模様の巣が特徴で最大80cmになることもあり、今回見つかったものは、3層で約30cmの巣で中に蜂が約100~150匹いたとのことです。この時期は蜂が発生しやすいので、家の軒先や垣根、室外機の隙間など巣を作っていますので十分に注意してください。
2022年6月20日(月)神社役員と森林組合によって、神社周辺の樹木の伐採を行いました。伐採は数年ぶりとなります。今回は、表参道の入口の樹木を中心に伐採を行いました。神社前の道路は、バス通りでもあり、結構交通量も多く、国分2丁目の主要道路となっています。作業中は、一部通行を規制させていただき、通行の方々には大変ご迷惑をお掛けいたしました。
近津尾神社や幻住庵には、表参道とともに、裏参道(車道)から車や自転車、歩行などでも行くことができます。しかし、以前から車道のアスファルトのデコボコが目立つようになり、高齢者の方々が参拝する際、転倒事故発生の危険性が生じるとの意見がありました。
そこで、神社総代会及び幻住庵保勝会は、大津市のご支援をいただき、この度、補修いただけることとなりました。その補修工事が、9月15日(木)に行われました。これで、住民の皆さんには、安心・安全で神社や幻住庵にお越しいただけると喜んでおります。
神社の由緒書の修復工事が行われました。神社表参道入口(二の鳥居横)(10月8日) 11月3日由緒書板取り付け完成
2022年12月25日(日)午前9時より、新年(令和5年)に向け、しめ縄作りが行われました。神社役員によるすべて手作業のため、約5時間かかりました。神殿、拝殿をはじめ、大鳥居、社務所など22本の新しいしめ縄が付け替えられました。